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ロングトレイル

大山は、古来より山岳信仰の聖地であり、大山古道と呼ばれる古い道(ルート)が大山(大山寺)に向かい複数存在し、一部は中国自然歩道などとして利用されていますが、現在では使われなくなった古道もあります。これら大山古道を復活させ、既存の登山道や自然歩道と接続させることで、大山を中心としたロングトレイルコースづくりを進めています。

巨大な火山である大山は、その麓に広大な裾野を広げ、麓には高原牧野や里山雑木林、高原野菜畑、水田農村域がモザイク状に開けています。

登山など山岳域を歩くルートとあわせ、これら山麓の里山農村域を歩いて大山を一周するロングトレイルコースを整備することができれば、大山は魅力的なトレッキングエリアとなります。

また、大山寺周辺は山岳宗教で栄えた聖域的な空間であり、原生自然的なブナ林の環境の中に歴史文化遺産を多くみることができます。



大山寺周辺は

大山寺周辺は、登山やスキーの基地でもあり、宿坊や旅館、ロッジなどの宿泊施設や土産物屋、食堂なども集中する大山観光の拠点であることから、大山を一周するコースづくりを進める活動と平行して、奥大山古道、尾高道、坊領道、横手道、川床道などそれぞれの大山道(古道)コースの個性や特徴を活かし、秀麗な大山を正面に眺めながら歩き、大山寺(地区)に集まるクモ(蜘)の巣型のロングトレイル設定を進めています。

大山道を活かしたロングトレイル事業を展開するにあたり、「大山道ロングトレイル事業協議会」を発足させ、大山寺に向かう複数の大山古道をトレイル「歩く道」として活用すべく、古道の保存復元とあわせて、大山道を資源活用したエコツアープログラムを開発しています。

あわせて、古道の復元活用や景観保全の活動を加速させることで、埋もれつつある歴史の掘り起し、歴史的資源の復元や次世代への継承をはかるとともに、春の女神ギフチョウをシンボルに大山道沿道の林野域にかつて見られた里山や草原の環境を再生し、生物多様性を保全する取り組みも実施しています。